臀部の筋肉は何をする?大殿筋・中殿筋・小殿筋と毎日の動き

2026.10.10 | カテゴリ: 健康コラム

椅子から立ち上がる動作と、おしりの筋肉の役割を表すイラスト
AI生成の説明用イラスト。

臀部の筋肉は、おしりの形をつくるだけでなく、立ち上がる、歩く、片脚で身体を支えるといった動作に関わります。大殿筋・中殿筋・小殿筋の役割を知ると、運動の説明も理解しやすくなります。ただし、痛む場所や見た目だけで筋力低下を診断することはできません。日常の動きと結び付けて、無理なく考えていきましょう。

臀部の主な筋肉は、大殿筋・中殿筋・小殿筋

臀部は「でんぶ」と読み、おしりの部分を指します。代表的な筋肉は大殿筋、中殿筋、小殿筋の三つです。大きさや位置は異なりますが、どれか一つだけで動作を完成させるわけではありません。骨盤や太ももの骨の周囲で、ほかの筋肉とも協力して働いています。

大殿筋は三つの中で大きく、比較的表面に近い筋肉です。中殿筋はおしりの上外側にあり、一部が大殿筋に覆われます。小殿筋はさらに深い位置で、中殿筋の下にあります。「大・中・小」という名前は、そのまま働きの重要度を順位付けする意味ではありません。小さい筋肉も身体を支える動きに参加します。

おしりには、この三つ以外にも股関節を動かす筋肉があり、近くには神経や腱もあります。そのため、おしりの奥が張るときに「大殿筋が硬い」とすぐ決めることはできません。指で触れた感触だけで、深い小殿筋の状態まで分かるわけでもないのです。筋肉図は位置を学ぶ資料として使い、痛みの診断表として使わないようにしましょう。

また、服の上から見た輪郭には筋肉以外の組織も関わります。おしりが小さく見える、左右の形が違うという理由だけで、弱さや異常を判断する必要はありません。まずは名前と位置を大まかにつかみ、「身体の後ろ側から股関節の動きを助ける筋肉群」と考えると、細かな名称を暗記しなくても日常とのつながりを理解しやすくなります。

参考:Cleveland Clinic「Gluteal Muscles」

#臀部筋肉 #大殿筋 #中殿筋 #小殿筋 #身体のしくみ

立つ・歩く・片脚で支える場面で役割が見える

立ち上がる・歩く・階段を上る際は複数の筋肉が協力する
立ち上がる・歩く・階段を上る際は複数の筋肉が協力する(AI生成・説明用)

大殿筋は、股関節を伸ばす動きで力を発揮します。例えば椅子から立ち上がるときや階段を上るときには、曲がっていた股関節を伸ばして身体を持ち上げます。ここでいう「伸ばす」は筋肉をストレッチするという意味ではなく、股関節の角度を変える運動の名称です。同じ言葉でも、説明の場面によって意味が違います。

中殿筋と小殿筋は、脚を身体の外側へ動かすことや、片脚に体重が乗る場面で骨盤を支えることに関わります。歩行中は左右の脚へ交互に体重を移すため、進む方向への力だけでなく、身体が大きく傾き過ぎないように支える働きも必要です。目立つ大きな動きの陰で、姿勢を保つ仕事もしていると考えてください。

ただし、「階段が苦手だから大殿筋」「歩くとふらつくから中殿筋」と一対一で判断することはできません。膝や足首、体幹、痛みの有無なども動作に関わるからです。一つの動作には複数の条件が重なっています。手すりを使うことや、椅子の高さを調整することも含めて、楽に安全に動ける条件を探す方が実用的です。

日常を振り返るなら、「低い椅子では立ちにくいが、高い椅子では楽」「平地は歩けるが階段で痛む」など、場面を分けて言葉にしてみましょう。筋肉名を正確に当てるより、その違いを伝える方が相談に役立ちます。確かめるために手すりを放したり、わざと不安定な片脚立ちをしたりする必要はありません。

参考:Cleveland Clinic「Gluteal Muscles」 / 米国整形外科学会「Hip Conditioning Program」

#立ち上がり #歩行 #股関節 #身体を支える #日常動作

筋力・柔軟性・痛みは、別々に確認する

「おしりが硬いので鍛えたい」という表現には、いくつかの目的が混ざっていることがあります。力を出しやすくしたいのか、股関節を動かしやすくしたいのか、それとも座るときの痛みを減らしたいのか。最初に目的を一つ言葉にすると、選ぶ運動について相談しやすくなります。

筋力を高める運動とストレッチは、同じものではありません。筋肉に力を発揮させる練習と、無理のない範囲で動きを広げる練習では、方法や負担が異なります。米国整形外科学会の股関節の運動プログラムも、筋力と柔軟性を分けて扱い、けがや手術後は医師などの指導の下で行うよう案内しています。掲載された回数を、そのまま全員に当てはめるものではありません。

ストレッチで強く伸びる感じがあっても、それだけで必要な筋肉に適切に働きかけているとは限りません。痛みまで我慢する、反動を使って深く曲げる、息を止めるといったやり方は避けます。運動中の痛みは「よく効いている証拠」と置き換えず、動きを小さくするか中止し、続くときは相談してください。

運動を始める際には、動画の見た目を再現することより、自分の目的と体調に合っているかを確認しましょう。例えば、床に寝る動作自体が難しい方と、普段から運動している方では、取り組みやすい方法が違います。最近のけが、股関節の手術、転倒への不安がある場合は、その条件を先に伝えたうえで方法を選ぶことが大切です。

相談の際は、「筋トレとストレッチのどちらが必要か」「今の生活動作を続けてよいか」「どんな変化が出たら中止するか」を聞いてみましょう。メニュー名だけを持ち帰るより、目的と調整の仕方を理解しておくと、自宅でも判断しやすくなります。教わった方法が難しければ、できないことを隠さず伝えてください。道具を増やす前に、自宅の広さや床への立ち座りまで含めて、続けられる条件を確認することが大切です。

参考:米国整形外科学会「Hip Conditioning Program」 / Mayo Clinic「Stretching: Focus on flexibility」

#筋力 #柔軟性 #ストレッチ #運動の目的 #痛みの確認

毎日のケアは、座る時間と活動の偏りから見直す

座りっぱなしを区切り、痛みのない範囲で日常の動きを取り入れる
座りっぱなしを区切り、痛みのない範囲で日常の動きを取り入れる(AI生成・説明用)

臀部の筋肉を意識すると、特別な筋トレを増やしたくなるかもしれません。しかし、まず振り返りやすいのは、一日の中で同じ姿勢がどれだけ続いているかです。仕事中だけでなく、通勤、食事、動画を見る時間を合わせると、思っていたより長く座っていることがあります。できる場面で立ち、少し歩く休憩を入れてみましょう。

休憩は、必ず決まった分数で行わなければならない課題にする必要はありません。会議の区切り、電話の後、飲み物を取りに行くときなど、自分の生活にある節目と結び付けると続けやすくなります。立つことが難しい場面なら、無理に実行せず、次に姿勢を変えられる機会を考えます。できなかった日を取り戻すために長時間運動する必要もありません。

活動量を増やすときは、いきなり階段やスクワットの量を大きく増やさないようにします。普段の生活で無理なく行えている動きを出発点にして、運動後や翌日の体調も確かめましょう。回数を達成することだけを目標にすると、動きにくさや痛みの変化を見落としやすくなります。量を控える判断も、継続のための調整です。

簡単な記録を残すなら、「歩けた時間」だけでなく、「途中で休めた」「座るとつらかった」「翌朝はいつもどおり」なども役立ちます。これは筋力を自己診断するための記録ではありません。相談するときに、生活のどこに困りごとがあるのかを説明する材料です。身体の形を毎日細かく比べるより、動作のしやすさを落ち着いて見ていきましょう。

参考:Cleveland Clinic「Gluteal Muscles」 / 米国整形外科学会「Hip Conditioning Program」

#座りっぱなし #活動習慣 #休憩 #無理のない運動 #生活の工夫

痛みやしびれがあるときは、筋肉だけの問題と決めない

おしりの筋肉について学ぶことと、おしりの痛みの原因を特定することは別です。新しく痛みが出たときや、しびれが脚へ広がるときは、腰や股関節、神経などを含めた確認が必要になる場合があります。強く揉めばよい、筋トレ不足だから回数を増やせばよい、と決めつけないでください。痛みが続く、悪化する、歩行や睡眠を妨げる場合は医療機関へ相談しましょう。

腰やおしりの痛みに加えて、両脚の強いしびれや脱力、股の間の感覚低下、尿が出にくい・尿や便を漏らすなどの新しい変化があるときは、早急な医療評価が必要です。重い事故の後の痛みや、急激な悪化にも注意します。安全に移動できないほどの状態なら119番を利用し、自分で運転しないでください。

相談時には、「右か左か」「表面か奥か」「座る・立つ・歩くのどれで困るか」を、分かる範囲で説明します。発症時期、最近増えた運動、これまでのけがや手術も伝えてください。痛みを再現するために何度も押したり、無理な姿勢を取ったりする必要はありません。いつもの生活で気付いたことだけでも、十分な出発点になります。

医療機関での確認後に身体の動かし方を相談する場合も、受けた説明や運動の制限を共有しましょう。整骨院への相談だけで、神経の病気や骨の問題をすべて除外できるわけではありません。城東区・鶴見区周辺でセルフケアを考える方も、筋肉名にとらわれ過ぎず、「どの動きが困るか」「何をできるようにしたいか」を整理することから始めてください。

院のご案内:城東いまふく鶴見鍼灸整骨院/大阪府大阪市城東区今福東1丁目7-5。来院方法はアクセス案内をご確認ください。院長・福本 剛(柔道整復師)の情報は院長紹介に掲載しています。氏名・資格の紹介は、本記事の個別監修を示すものではありません。

参考:NHS「Back pain」 / Cleveland Clinic「Gluteal Muscles」

#臀部の痛み #しびれ #受診の目安 #城東区 #いまふく

制作について:本記事はAIを用いて公開資料を確認・整理して作成した一般向けの健康情報です。院長による個別監修は受けていません。診断や個別の治療指示に代わるものではなく、受診中の方は担当医の指示を優先してください。図版はAI生成の説明用イラストで、実在の患者・院内写真・治療実績ではありません。資料確認日:2026年10月10日。

当院のご案内・アクセス

城東いまふく鶴見鍼灸整骨院の外観
院名 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院
所在地〒536-0002
大阪府大阪市城東区今福東1丁目7-5
電話番号06-6167-8503
営業時間【午前】9:00~13:00
【午後】16:00~20:00
休診日土曜午後、日・祝日

アクセス方法

  • 大阪メトロ長堀鶴見緑地線「今福鶴見駅」2番出口より徒歩6分
  • バス停「今福大橋」より徒歩3分
  • 大阪メトロ今里筋線・長堀鶴見緑地線「蒲生四丁目駅」5番出口より徒歩16分
  • 大阪メトロ長堀鶴見緑地線「横堤駅」6番出口より徒歩22分
  • JR学研都市線「放出駅」北出口より徒歩26分

診療時間・定休日

 月火水木金土
9:00~13:00 ●●●●●●
16:00~20:00 ●●●●●×
休診日:土曜午後、日・祝日

ご予約・お問い合わせはお気軽にご連絡ください

LINEお問い合わせの流れ・無料相談について

LINE友だち追加

インターネット予約

初回限定キャンペーン

最近の記事

ブログテーマ

月別アーカイブ

ページトップに戻る

LINEで予約
電話をかける