肩こりのトリガーポイントとは?強く押す前に知りたい注意点

2026.09.16 | カテゴリ: スタッフ日誌

肩のこった場所を押すと、別の場所まで響くように痛む。「トリガーポイントでは?」と調べている方もいるかもしれません。

トリガーポイントは筋肉の痛みを考える際に使われる言葉ですが、押して痛い場所や触れるしこりが、すべてトリガーポイントとは限りません。この記事では、言葉の意味と自己判断で強く押さないための確認点を説明します。

トリガーポイントとはどのようなもの?

肩の気になる場所を専門家に伝える女性(AI生成イメージ)
AI生成のイメージ画像

一般に、筋肉の中で刺激に敏感になっている部分を指し、圧迫するとその場所だけでなく離れた場所に痛みを感じることがあります。この離れた場所の痛みを「関連痛」と呼びます。

Cleveland Clinicの筋筋膜性疼痛症候群の説明でも、トリガーポイントへの刺激と局所・関連痛の関係が紹介されています。ただし、「離れた場所へ響いたから確定」と家庭で診断するための基準ではありません。

肩の張りでは、首や肩の動き、仕事中の負担、神経の症状なども併せて確認します。痛い場所の地図だけで、全身の不調の原因まで決めることはできません。

筋肉のこりと、皮膚の下のしこりは分けて考える

首や肩には筋肉だけでなく、皮膚、脂肪、リンパ節などがあります。丸い塊が触れる、以前より大きくなる、赤く熱を持つ場合は、「こりの塊」と考えて潰そうとしないでください。

動かない硬いしこり、増大するしこり、長く残るしこりは医療機関で確認します。触った感じや痛みの有無だけでは判断できません。NHSのしこりに関する案内も、気になる変化を診察で確認するよう勧めています。

首の横や鎖骨の近くの腫れを、「リンパを流せばよい」「筋膜が癒着している」と決めつけないことが大切です。何度も押して状態を試すのではなく、気づいた時期や変化を伝えましょう。

痛いほど強く押す必要はありません

クッションで前腕を支えて休む女性(AI生成イメージ)
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指やボールで強く押し込めば、原因に届くというものではありません。痛みを我慢する刺激は、後から痛みを増やしたり、皮膚にあざを作ったりすることがあります。

特に首の前・横、しびれる場所、腫れている場所への強い圧迫は控えます。硬い器具に体重をかけて首を押す、しこりをつまんで揉み続けるといった方法も避けましょう。

マッサージの研究では、首や肩の痛みに短期的な変化がみられる場合がある一方、効果の持続などには限界があります。詳しくは米国NCCIHのマッサージ療法の解説をご覧ください。刺激の強さを効果の目安にしないでください。

痛い場所を探す前に、負担が続く場面を確認

「どこを押すか」から少し離れて、肩に力が入り続ける場面を整理すると、日常で取り組むことが見つかります。

  • 画面を見るために顔が前に出る時間が長くないか。
  • 腕を浮かせたまま細かい作業をしていないか。
  • 同じ側で重い荷物を持ち続けていないか。
  • 休憩を取らず同じ姿勢が続いていないか。

作業を区切る、前腕を支える、荷物を軽くするなど、まず一つの調整から試しましょう。気持ちよさを求めて何度も痛点を探すより、普段の動作を振り返る方が生活の改善につながります。

施術を相談するときに確認したいこと

症状の記録を医療者に伝える場面(AI生成イメージ)
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相談時は、押したときの痛みだけでなく、何もしなくても痛いか、どの動作で困るか、手にしびれがあるかを伝えます。過去に受けた診断や治療、薬についても共有してください。

「トリガーポイントへの施術」といっても、説明される方法はさまざまです。何を目的に、どの部位へ、どの程度の刺激を行い、悪化したらどうするかを確認しましょう。注射などの医療行為と、整骨院で行う施術は別です。

手に力が入りにくい、しびれが続く、けがの後から痛い場合は整形外科へ。胸痛や急な呼吸困難、突然の脱力を伴うときは救急対応を優先します。

よくある質問

コリコリする場所は全部トリガーポイントですか?

そうとは限りません。筋肉以外の組織もあるため、しこりや腫れが気になる場合は診察で確認してください。

押すと頭まで響く場合、そこをほぐせば頭痛は治りますか?

それだけでは頭痛の原因を判断できません。新しい頭痛や強い頭痛を自己流のマッサージで対応しないでください。

自宅でできることはありますか?

痛い場所を強く押すより、作業を区切り、肩の力が抜ける姿勢を取り入れます。セルフマッサージの注意点も参考にしてください。

肩のつらさを、生活の場面から相談しましょう

城東いまふく鶴見鍼灸整骨院への相談では、「押すと痛い」だけでなく、家事や仕事で困る場面をお聞かせください。対応については肩こりの施術案内をご確認いただけます。

この記事は一般的な情報であり、触診や診察を行わずに病名を判断するものではありません。

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