肩こりにお灸をするツボは?合谷・曲池・肩井の位置と安全な使い方

2026.09.16 | カテゴリ: スタッフ日誌

肩こりにお灸を試したいけれど、肩に置けばよいのか、手のツボでもよいのか。初めてだと、ツボの場所と熱さの加減の両方で迷います。

肩こりのセルフケアでは、肩に無理にお灸を置くより、自分で見えて、熱ければすぐ外せる場所を鍼灸師と確認することが大切です。ツボに置けば必ず改善するわけではなく、強い熱さを我慢する必要もありません。

ここでは肩こりで使われることのあるツボの目安と、自宅で安全に試すための考え方を整理します。

肩こりのお灸で、手や腕のツボを使うのはなぜ?

使用前の台座灸と消火用の水(AI生成イメージ)
AI生成のイメージ画像

鍼灸では、症状のある場所だけでなく、手や腕などのツボを組み合わせることがあります。これは伝統的な経穴の考え方に基づくものです。「肩から離れた場所だから無意味」とも、「このツボなら誰にでも効く」とも一律には判断できません。

自分で行う場合には、置きやすさや外しやすさも重要です。肩の後ろは見えにくく、髪や衣服に近い場所でもあるため、火を使うお灸を一人で無理に置かないようにしましょう。

肩こりで名前を見かけるツボと位置の目安

鍼灸師と腕の状態を確認する場面(AI生成イメージ)
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合谷(ごうこく)

手の甲の、親指と人さし指の骨の間にあるツボです。単に指の付け根の皮膚をつまむ場所ではなく、人さし指側の骨を目安に探します。位置が分からない場合は、強く押して痛いところを探し続けるより、鍼灸師に手の状態を見てもらって確認してください。

合谷は肩や腕などの症状に伝統的に使われることがありますが、この一点だけで肩こりの原因を解消できるとは限りません。

曲池(きょくち)

肘を曲げたときにできる横じわの、親指側の端付近が目安です。腕を支えた状態で場所を確認すると、肩に余計な力を入れずに探しやすくなります。

肘自体に腫れや熱感、皮膚の傷がある場合は、ツボの位置であっても自己判断でお灸をしないでください。

肩井(けんせい)

首の付け根と肩先の間、肩の上部に位置するツボです。肩こりの説明によく登場しますが、名前を知っていることと、一人で火を扱えることは別です。

肩井へのお灸は、位置と皮膚の状態、体調を鍼灸師に確認してもらいましょう。首をひねって鏡を見ながら火を使うと、姿勢が不安定になったり、外すのが遅れたりするおそれがあります。

初めてお灸をする前に確認すること

  • 使う製品の説明書で、使用できる部位と方法を確認する。
  • その場所を自分で見て、すぐに外せるか確かめる。
  • 傷、かぶれ、赤み、腫れなどがないか見る。
  • 熱さを感じにくい場所には自己判断で使わない。
  • 火を使う場合は、消火用の水を入れた容器を準備する。

妊娠中、持病がある、治療を受けている、感覚が鈍いなどの場合は、使用前に医師や鍼灸師へ相談してください。子どもや、自分で取り外せない方への使用も、製品の制限を確認する必要があります。

熱さ・個数・時間はどう決める?

製品によって温熱の強さや持続時間は異なります。「お灸は何分」「左右それぞれ何個」と一つの数字に統一することはできません。まず使用する製品の説明書と、身体の状態に合わせた指導を優先してください。

熱い、痛い、かゆいと感じたら途中でも外します。燃え終わるまで待つことや、熱さを我慢することが効果の条件ではありません。また、熱さを感じにくいからといって、同じ場所に次々と追加するのも避けましょう。

メーカーの火を使うお灸の使用上の注意を確認し、実際に使う商品の説明書も手元に置いてください。火を使わない製品も、長時間の温熱による皮膚トラブルに注意が必要です。

お灸の後は、何を見ればよい?

お灸の前に皮膚の状態を確認する女性(AI生成イメージ)
AI生成のイメージ画像

「熱かったか」よりも、「肩の動かしやすさ」「作業中のつらさ」「翌日の皮膚の状態」を確認します。施術直後だけ軽く感じても、同じ作業で毎回つらくなる場合は、仕事や家事の負担を見直す必要があります。

皮膚に水ぶくれや痛みが出た場合は中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。症状が悪くなったことを「効いている反応」と決めつけて続けないことが大切です。

お灸を選ぶ前に受診したい肩の症状

突然の強い痛み、けがの後の腫れ、発熱、腕や手のしびれ、力の入りにくさがある場合は、まず原因を確認しましょう。胸の痛みや強い息苦しさ、冷や汗を伴うときは救急対応が必要なこともあります。

お灸を試して変化をみることが、受診を遅らせる理由にならないようにしてください。

よくある質問

肩こりなら、肩と手のツボを全部使った方がよいですか?

数を増やすほどよいとは限りません。自分に合う場所と刺激量を確認し、一度に多く試して反応が分からなくなることを避けましょう。

毎日続けないと意味がありませんか?

毎日行うこと自体を目標にしなくて構いません。皮膚や体調を確認し、製品の使用方法に従ってください。症状が続く場合は、回数を増やす前に相談しましょう。

お灸とストレッチは一緒にしてよいですか?

お灸を置いたまま身体を動かすのは避けます。終了して火の始末と皮膚の確認を済ませた後、痛みやしびれを起こさない範囲の動きについて、鍼灸師に相談してください。

自分に合うツボを確認したい方へ

お灸の基本的な流れは、当院のお灸のやり方と自宅ケアの注意点でも説明しています。肩こりに合わせた相談は、鍼灸治療の案内をご覧ください。

参考:みゆきの里「お灸のすすめ」。経穴の利用には伝統的な考え方が含まれ、特定の効果を保証するものではありません。

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城東いまふく鶴見鍼灸整骨院の外観
院名 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院
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