子育て中のひどい肩こりの原因

子育て中のママさんの悩みとしてよくあげられる“肩こり”。

ひどい肩こりになると、自分の力だけで解消することも難しくなるため、長年の悩みになっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、子育て中のひどい肩こりの原因について、お話ししていきたいと思います。

 

 

子育て中のひどい肩こりの原因

肩こりの原因①：授乳時の猫背

授乳時に猫背になっていると、肩こりを引き起こしやすくなります。

赤ちゃんが飲みやすいようにと背中を丸めたり、前かがみになったりしているのですが、この姿勢はママの肩・首・背中・腰と上半身全体に負担をかけるのです。

 

肩こりの原因②：子どもの抱っこ・おんぶ

子どもを抱っこしたり、おんぶしたりすることも、肩こりの原因になり得ます。

泣いているときや寝かしつけのとき、あやすときなど、1日で何度も子どもを抱っこするため、どうしても肩に負担がかかってしまいます。

また、抱っこ紐を使用しているときは、子どもの重みが紐部分にかかるので肩へのダメージは大きくなるでしょう。

 

肩こりの原因③：運動不足

赤ちゃんが生まれると子育てや家事にいっぱいいっぱいで、自分の体を気にかけて運動する時間は取れなくなってしまいますよね。

仕方のないことではありますが、この運動不足も肩こりの原因になるのです。

 

まず、体を動かせていないと、血行不良による肩こりを引き起こします。

さらに運動不足は筋力も低下させてしまうため、肩に少し負担がかかるだけでも筋肉が硬くなって、痛みを感じてしまうでしょう。

 

肩こりの原因④：骨盤の歪み

妊娠・出産によって女性の骨盤は歪んだ状態になります。

その体のまま育児をしている場合は、猫背などの不良姿勢にもなりやすいため、肩へ余計な負担がかかってしまうでしょう。

骨盤の歪みによる不調というと腰回りをイメージしますが、実はそれだけではなく、肩こりにも影響しているのです。

 

 

肩こりの悪化は全身に症状を引き起こす

肩こりが悪化すると、肩の痛みだけではなく全身に症状がでることもあります。

頭痛や吐き気、目の疲れなど、さまざまな部位に症状が発展するのです。

ひどい肩こりを抱えた状態では、子育てでもつらく感じてしまう場面が多くなります。

なかなか治らない肩こりは放置せず、できるだけ早めに対処していきましょう。

 

 

子育てによるひどい肩こりは専門家に相談を

ひどい肩こりの原因が姿勢の歪みや猫背、巻き肩などの場合は、マッサージで肩をほぐすだけでなく、土台となる骨盤や姿勢を整えていくことも大切です。

正しい姿勢をキープしているつもりでも、体の歪みが隠れている可能性もあります。

そのため、子育て中のひどい肩こりにお悩みの方は、ぜひ一度専門家に相談してみてくださいね。