先日、鶴見区からお越しの産後骨盤矯正をご希望の患者様が
「産後に増えた体重が戻りません。」
「産後に運動不足になってしまって困っています。」
「産後、まったく腹筋ができなくなりました。起き上がる時に腰が痛くて大変です。」
とおっしゃっておられました。
当院としては、このようにお答え致しました。
「産後骨盤矯正をしていただくと、産後の腰痛改善ができます。さらに、骨盤を整えることによる腰まわりの引き締め効果などが期待できます。合わせて、運動をご指導したりも致します。」
今日は、このようなお悩みの方が多く来院されますので、産後のお身体を出来るだけ産前に近づける方法をお教えしてまいります。
産後の運動はいつから?
産後1ヶ月目から、徐々にお身体を動かしていきましょう。
ただし、無理をしないで軽めの運動から開始しましょう。
どんな運動をしたらよいのか?
産前に、ママさんのお腹は大変大きくなって膨らむわけで、腹筋はそのぶん伸びて弱くなってしまいます。
産前から産後にかけて、リラキシンというホルモンの影響で骨盤が緩み、骨盤が歪みやすくなっています。
リラキシンというホルモンは、骨盤・恥骨結合部を柔軟にして産道を広げ、出産を助けています。産前から産後数日まで出ています。
産前に、何回でも腹筋ができたというママさんでも、産後にはほとんどできないとおしゃる方が多いです。
先ずは、腹筋に少し刺激を入れていきましょう。
軽い腹筋運動のやり方とは?
- 上向きに寝てもらいます。

- 片方の膝を立てます。
- 膝立てをした方の足の裏を少しだけ浮かして足を伸ばしていきます。※その時、腰が反ってしまわないように気をつけててください。


- 伸ばし終わったら、少し浮かしていた足を床につけます。

1から4までを繰り返します。20回ほどやってみましょう。
左右ともやってみてください。
軽くお腹の筋肉が緊張すると思います。
これが、楽々できる場合は、他の腹筋もやっていただいたら良いと思われます。
まずは、軽いものからお伝えいたしました。
当院では、骨盤矯正だけではなく、産後のトレーニングや産後体調管理のお手伝いもさせていただいております。
当院では、産後のママさんに骨盤矯正をおすすめしています
ご出産による骨盤の歪みや子育てによる負担でママさんの体調は悪化するのです。
お身体の基礎である骨盤が歪んでしまうと、重心がズレて、姿勢を支えている筋肉にストレスがかかり、さまざまな痛みがでてくる場合があります。
痛みがでなくても、不調を感じることがあります。
原因の根本である骨盤を矯正し、重心を元に戻していきますと、痛みや不調が出ているお身体は早く回復してまいります。
本日も、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。