肩の周りの筋肉にズドンと重たい荷物が乗っているような辛さを感じる方や肩の痛みがある方が多く来院されています。
先日も、城東区内からお越しの患者様が「肩が重くて痛くて辛いです。どうにか、この辛さから開放されたいです。」と来院されました。
お身体を検査していくと、肩甲骨が動きにくくなっていますし、骨盤にも歪みがありました。
こういった状態を、放置すると肩のみならず首の周りや背中までも、とキリキリとした痛みを伴うようになってまいります。
その他の症状といたしましては、頭痛、吐き気、めまいなどの症状も併発してまいります。
最近では、パソコンや携帯電話の普及によって便利になりましたが、逆に姿勢の悪化が元凶となって肩の痛み、重さ、辛さを抱える方が増えています。
今日は、肩の痛みを抱えている方のためのお話を書いてまいります。
肩の重さや痛みを抱えている方の肩甲骨周りの特徴
- 肩甲骨がガチガチに硬く動かない。
- 肩甲骨が外側に開いて固まってしまい巻き肩になる。
- 肩甲骨が動きにくく、内側に寄せる動きができない。
- 万歳するような動きをするとき、腕の上がる範囲に左右差がある。
- 手が後ろに回りにくく、左右差がある。
- 猫背になってしまっていて、背筋を伸ばしにくい。
- 肩や首が痛い、重い、辛い。
なぜ肩甲骨がガチガチになるのか?
- 姿勢が悪くなり、肩甲骨が外に開いて、猫背の状態が長く続くと、筋肉に負担がかかり、緊張してしまい、強ばり固まり、血流がわるくなります。
- 血流が悪くなると、疲労物質が筋肉にたまります。
- 筋肉に疲労物質がたまると、筋肉を動かしている神経が反射的に刺激され、筋肉が収縮する。
- 痛みや重さや辛さを実感する様になります。
- さらに筋肉は緊張して強張るという悪循環に落ち入ります。
▪️1から5まで順番に進行して、また1にもどる。
なぜ、姿勢が悪くなって肩に痛みがでてしまうのか?
実は、姿勢の悪さは骨盤の歪みからきております。
骨盤が歪んでしまうと、人間の重心は基礎であり土台である骨盤にありますので、姿勢が悪くなります。
姿勢が悪くなると、姿勢を支えている筋肉は重心を元に戻そうとします。
しかし、基礎である骨盤が歪んでいると、重心が元に戻りにくく、筋肉に負担がかかります。
肩も巻き肩になり、肩甲骨が外に開き、ガチガチに固まってしまいます。
放置すると、肩に痛みが出てくるようになっていきます。
当院では、肩の症状でお悩みの患者様には、骨盤矯正をおすすめしています。
骨盤矯正をすることで、歪んでしまった骨盤を元に戻して、重心を戻し、姿勢をよくしていき、肩甲骨周りの動きを改善して、巻き肩を直し肩の痛みを改善してまいります。
本日は、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。