本日は、股関節痛は出産後にあらわれやすいのか⁈
また、それらを解決させるにはどのような手段が有効であるのかを述べさしてもらいます。
出産後は、骨盤が不安定になり歪みがおこりやすい時期でもあります。
すると股関節は、骨盤をささえている関節なので負担がかかりゆすくなります。
また、股関節と骨盤から多くの筋肉が起始停止していることから、それらにもストレスがかかり股関節痛を引きおこす要因となります。
○ゆがみのタイプと股関節への影響
骨盤前傾タイプ
主に、産後型と出尻・鳩胸型に分かれます。
産後型は、産後腹筋が極端に弱っているとなりやすい歪みです。
腹筋が弱まるとお腹が突き出てしまい、それをカバーするように猫背にもなります。
また膝が外向きになるので、股関節にも回旋力が加わり負担が蓄積されやすく股関節痛の原因となります。
出尻・鳩胸型は、お尻と胸が突き出ているのが特徴です。
いっけん良い姿勢に見えるのですが、実際は腹筋が弱く骨盤が大きく前に傾いた状態で腰部の反りがきつく腰痛を起こしやすくなります。
骨盤傾きタイプ
前からみた時に左右の腸骨稜の高さがちがう、左右差のある歪みです。
骨盤の高さが左右でちがう歪みで片側が下がり、反対側が上がります。
この原因としては、大きく2つあります。
骨盤が歪むことで片側の外転筋の緊張が強くなり、骨盤が下がってしまい反対側が上がってしまう場合、もうひとつは、片側の腰・腹部の筋緊張が強くなり骨盤が上がってしまった結果、反対側の骨盤が下がっている場合です。
したがって骨盤に左右の高さに差がでると、股関節まわりの筋群に負担がかかり股関節痛の原因となります。
骨盤開きタイプ
骨盤開きタイプは、いわゆるO脚あるいはⅩ脚といわれるタイプに分けられます。
大腿骨が外旋した状態でゆがむとO脚となり、内旋した状態でゆがむとⅩ脚になります。
骨盤がゆがみ開くことにより、股関節の外旋・内旋、外転・内転に働く筋の伸張力バランスが崩れることによりあらわれてしまいます。
何れも股関節まわりに強い回旋力が加わることにより、股関節痛の原因となります。
骨盤捻じれタイプ
顔とおへそが同じ方向を向いてない歪みです。
骨盤がゆがみ、腹斜筋や腰部の筋群の伸張性の左右差が異なることが原因のひとつと考えられます。
歩行動作で骨盤から股関節に回旋力がかかりやすく股関節に痛みを感じやすいといわれています。
いかがでしょうか⁈
これらのことから骨盤が歪むことによって股関節にストレスが蓄積されて股関節痛を引き起こしていると言えるのではないでしょうか?
出産後は、ホルモンが分泌されやすく骨盤が不安定になり、ゆがみが生じやすいため注意が必要です。
それらの問題を改善させるには、産後骨盤矯正を受けてゆがみを解消させることが有効な手段のひとつといえるでしょう。
院名 | 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院 |
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