手関節尺側に起こる軟部組織の損傷である。
手関節とは橈骨・尺骨と8個の手根骨からなる。
手根骨には近位手根列(舟状骨・月状骨・三角骨・豆状骨)および遠位手根列(大菱形骨・小菱形骨・有頭骨・有鈎骨)があり、橈骨と近位手根骨列は橈骨手根関節を形成している。
尺骨は手根骨と関節しておらず、手関節尺側に存在する三角線維軟骨や靭帯(尺骨三角骨靭帯、尺骨月状骨靭帯、掌側橈尺靭帯、背側橈尺靭帯、尺側側副靭帯、三角靭帯)により手関節外側にかかる衝撃を吸収している。
軟骨や靭帯を含めて三角線維軟骨複合体と呼んでいる。
損傷の要因として多いのは外傷である。
主にテニスやバトミントンなどラケットを使うスポーツでの発生が多い。
転倒したときに手関節と突いたときや、手関節を繰り返し使うことや、加齢による軟骨の変性によって起こりうることもある。
また外傷を認めない場合でも発症することがあり、その要因としては、尺骨と橈骨の長さの相違による骨の形状または配置異常によっても損傷が起こりうることがある。
X線撮影をし、尺骨突き上げ症候群(尺骨が橈骨よりも長いこと)があるかを判断し、確認できた場合MRIにて確定診断となる。
初期治療としては安静しサポータやギプスなどで手関節を保存療法をする。
それでも疼痛や症状に改善が診られない場合には外科的治療(手術治療)が行われる。
また繰り返す日常生活動作により慢性化する恐れが少なくありません。
当院の施術方針
初期治療としては安静しサポータやギプスなどで手関節を保存療法をする。
それでも疼痛や症状に改善が診られない場合には外科的治療(手術治療)が行われる。
また必要であれば矯正治療を行い、手関節にかかる負担を減らすことをめざします。
※慢性疾患の場合は保険適応外のため、実費診療となります。
院名 | 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院 |
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所在地 | 〒536-0002 大阪府大阪市城東区今福東1-7-5 |
電話番号 | 06-6167-8503 |
営業時間 | 【午前】9:00~13:00 【午後】16:00~20:00 |
休診日 | 土曜午後、日・祝日 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
16:00~20:00 | ● | ● | ● | ● | ● | × |
休診日:土曜午後、日・祝日 |