その方は普段はサービス業で立ち仕事をされていて、忙しい時はかなり強い頭痛が来るそうで
市販の薬を使っても痛みが変わらず怖くなって整形外科に行ったそうです。
レントゲンを撮った際にストレートネックと診断を受けたそうです。
病院でも痛み止めを処方されて飲んでいたが、依然として痛みが出るのは変わらなかったそうです。
そこで当院の事をホームページで調べてきてくださいました。
検査させてもらうと、骨盤から背骨の歪みが酷く、確かにストレートネックと言われる状態にありました。
ストレートネックとは何かというと、文字通り「まっすぐな首」なのですが、
え?首ってまっすぐじゃないのと思われる方もいるかもしれませんが、首はまっすぐではありません。
背骨には生理的湾曲(せいりてきわんきょく)というものがあり、背骨はS字状になっています。
そして首と言われる頸椎は前にカーブしています。
それが本来の状態です。
カーブしていることによって、頭の重みを支えているのです。
ストレートネックの方は頭の重みをうまく支えることができません。
これが長い間続いているせいで、肩首の筋肉や関節にとんでもないストレスがかかっていたのです。
そしてなぜ、ストレートネックになってしまったのかも理由があります。
普段、サービス業でヒールを履かれるそうで、ヒールを履くことによって骨盤が傾き反り腰という状態にもなっていました。
腰が反っている分、背中の丸みがきつくなり猫背になっている影響でストレートネックになってしまったと考えられます。
なので骨盤・背骨矯正を受けてもらい正しい位置に戻していきました。
どうしても仕事上ヒールを履くので、毎日反り腰を治すための体操をお伝えしたり
ストレートネックを改善するための体操も合わせて毎日してもらいました。
回数を重ねることで、頭痛の頻度も減り姿勢もキレイになっていきました。
いい状態を定着させるために定期的に今も矯正治療は続けていますが、
今では頭痛もなく快適に過ごせているそうです。
頭痛を薬で抑えても、なぜ頭痛が出ているのかという根本的な原因を解決しなければ一生続いていたかもしれません。
もし、長年頭痛に苦しんでいるのでしたら早めに治療を受けることをお勧めします。
もし、少しでも気になればお気軽にお問合せください。