交通事故でのむち打ち症状について

 

先日交通事故で来院した城東区の男性の訴えです。

「首が回らないし回すと痛いんや。それが強くなると頭が痛くなったり気分が悪くなるんや」

病院では頸椎捻挫と診断されて、治療は以前来てくださったというご縁と近所ということで当院を選んでいただいたそうです。

頸椎捻挫は事故などで急に頭が大きく振られて首のスジや関節、筋肉にダメージを受けた状態です。

重たい頭が激しく動くのを細い首で支えたのでどの方向にどんな強い力がかかったかと思うとケガの大きい可能性も考えて治療は慎重に行わなければなりません。

その男性はお勤め先がご理解を示されて順調に通院されていました。

ただ通院頻度が多いからといってすぐ良くなるかと聞かれますと正直それはイコールではありません。

その男性も効果がゆっくり出てくる様子でしたので、とにかく後療法を地道に続けて後遺症が出ないところまでしっかり結果を出したいところでした。

ただ頸椎捻挫ということで保険会社は一般的な治療期間を想定してその男性にたくさん質問をする電話をしてきたそうです。

保険会社も正当な質問ですが電話を受けた男性は

「調子がまだ悪いから通院しているのに！ごまかしてると疑っているのか！！」

と思ってしまったそうです。

 

当院は事故専門のアドバイザーもおりますし、交通事故の患者さんもたくさんかかわってきた経験があります。

そしてそこでその保険会社の電話の意図やどのように対応するのが関係者全てにとって間違いないかご相談に乗れます。

今回のケースならば整形外科の先生に改めて診断してもらい、保険会社から必要とあれば私たちはカルテに必ずその治療を記録しておりますのでそれをもとにお話しすることもできます。

症状が残っている状態でゆっくりでも効果があれば堂々と治療する権利が患者さんにはあります。

ですからもし治療だけでなく事故後の対応に困ったときもぜひ相談に乗りたいと考えています。

交通事故専門だからこそできることもあります。

その後、その男性も改めて整形外科で診察してもらい状況が好転はしているが時間が少しかかることを保険会社にお伝えいただくことで心配事は解決いたしました。

そして関係者一同納得して治療に通っていただいてます。

 

『交通事故治療専門』の城東いまふく鶴見鍼灸整骨院でした

 

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