長いむち打ちの症状

交通事故でなってしまう方が多いむち打ち症。

体が固定された状態で首が前後に大きく曲げ伸ばしを瞬間的に強制される、とても大きな力が加わって起こるお怪我です。

むち打ち症状はとても多くの種類と強さがあり、症状が出るタイミングやそれが収まるタイミングも様々です。

特にその衝撃を受けたばかりの時は「今ちょっと辛いけどすぐ治るわ」と感じる方も少なからずいらっしゃるようです。

ただ今回来院された鶴見区の女性の方はむち打ち症になった原因となった交通事故に遭ったのは6年前だったそうです。

「交通事故に遭ってから首から肩にかけてずっと違和感と疲れるとシビれが腕にでるのよ。当時はすぐ治ると思っていたんだけどね？？」

6年も症状が改善しないどころか症状がおツラくなってきたともおっしゃっていました。

むち打ち症と診断されるという事は、ご本人の感覚で思っている強さよりはるかに強い破壊的な衝撃が体にその一瞬にかかったという事をまず皆さんに意識してほしいです。

そして体の中で重要な脊髄が通る背骨(頸椎)が重たい頭を支えているにもかかわらず細い部分で衝撃を受けているという事です。大事な脊髄やそこから出てくる神経にダメージが行きやすいことも想像しやすいと思います。

自分の感じで判断することはとても怖く、経過も慎重に見ていかなければならない状態ですので、

『治ったから通わないでいいか』

『今日はましだから面倒だし・・・』

という自己判断が思わぬつらさを出してしまうかもしれません。

しっかり状態を診ながら症状をやわらげるために来院のタイミングはぜひ我々と相談とお約束をお願いします。

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