腱板損傷・腱板断裂
腱板は別名ローテーターカフ(回旋筋腱板)またはインナーマッスルと称される時もあります。
腱板を構成しているのは主に四つの筋と腱です。
肩甲下筋(けんこうかきん)、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょっかきん)、小円筋(しょうえんきん)の腱が一体となって上腕骨頭を関節窩に押し付けるような形になり、肩関節の安定性に関わっています。
そのうちのいずれかの筋腱が完全断裂、または部分断裂している状態を指します。
特に棘上筋は解剖学的にも損傷を受けやすいとされています。
棘上筋は腕が下がっている状態でも常にストレスを受けています。
外側に腕を上げる動作が棘上筋腱と肩峰下、烏口肩峰靭帯という部分で摩擦が過度に繰り返されると機械的、無菌的な炎症を引き起こす原因となります。
棘上筋腱の付着部付近は血流が少ないので、損傷の自然に修復されることが難しい場合がある。
好発年齢
また腱板は加齢による退行変性での進行も早く、転倒して肩からぶつけるなどでも衝撃が加わり生じることも非常に多くみらえます。
このような症状をお持ちの方は腱板損傷(腱板断裂)の疑いがあります。
上記のように若年者では肩を酷使するスポーツや職業が原因となる事があります。
中高年者に比べると部分断裂の比率が高く、中高年になると加齢による退行変性により軽い外力を繰り返し受けることで損傷することがあります。
傷めた直後は鋭い痛みがあり、数時間経つと痛みは減少するが、また徐々に痛みが増します。
酷い場合は夜間痛があり、就寝中目を覚ますこともある。
運動時痛は外側に腕を上げて行くと60~120°の間で痛みが著名に現れます。
筋力低下、外転位の保持ができなくなります。
例えば、後ろの物が取れない、物を肩よりに上に挙げるのが困難になるなどの訴えが多く、腕に脱力感を伴うことがあります。
完全断裂の場合は観血療法(手術)で近年は関節鏡視下に縫合されることが多い。
不全断裂の場合は損傷部に負荷がかからないように固定行い、筋委縮を防ぐために周囲の筋を緩めて血行を促す筋肉治療や可動域訓練や腱板筋の筋力強化を行っていきます。
回旋筋腱板の痛みが改善されない本当の原因は?
損傷してしまった肩から上肢部の軟部組織に対してアイシングや、消炎鎮痛マッサージを行い痛みの改善がみられない方は肩甲骨の動きが悪いことが考えられます。
通常、上腕を動かしていくとある角度で、連動して肩甲骨が外転していき腕の動きを助けてくれます。
しかし、肩甲骨の動きが悪ければ上腕部から回旋筋腱板に過多な負担が掛かり、軟部組織が損傷されて修復が困難になります。
当院の施術方針
肩甲骨の動きを悪くしている要因とは⁇
骨盤の歪みがあると、姿勢がわるくなります。
巻き肩、猫背といった不良姿勢へと体に影響を与えていきます。
そうすることで、機能的関節である肩甲上腕関節の働きにも
関連してしまうため肩甲骨の動きの低下にもつながり周りの軟部組織に負担がかかります。
当院では歪みの検査をして、必要であれば肩甲骨の動きをよくするために矯正治療を行い
根本治療を目指します!!
※慢性疾患の場合は保険適応外のため、実費診療となります。
院名 | 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院 |
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9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
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