尿漏れ
尿が不随意に漏出する状態を意味します。
昼間で起ときなどに意識がるときに、自分の意識ではコントロールできずに尿が漏れ出てしまう状態をいいます。
好発年齢
高齢の女性や多産の女性に多いといわれています。
症状
女性の尿漏れは、緊張性尿失禁(きんちょうせいにょうしっきん)腹圧性尿失禁が多いとされています。
咳やいきみ・高笑い・くしゃみ・跳躍・走った時などに急に腹圧がかかった時に起こります。
女性の解剖学的な構造や機能に起因します。
尿道の長さ、女性/3~4cmで男性より短く、膀胱頸部から外尿道口までまっすぐになっており、尿が漏出しやすい、また、膀胱内に尿を保持できるのは、通常膀胱内圧よありも尿道圧が高いためで、外に漏れ出さない両者の圧の差によります。
尿道圧は、女性では尿道を取り巻く尿道平滑筋によりますが、男性は尿道平滑筋と尿道括約筋の両者によります。
そのため、女性は加齢や多産により、尿道平滑筋の低下とともに、腹圧の影響を強く受けやすく、腹圧性の尿失禁になる率が男性より高いとされています。
膀胱を支える骨盤底筋が弱くなっていることも原因と考えられます。
骨盤の歪みや緩みなども原因で尿漏れになることも考えられます。
現代の解剖学・生理学によりメカニズムとして、臓器・器官の関連デルマトームの刺激により、反射性にその臓器・器官へ一定の影響を与えることで、自律神経反射である体性反射-内臓反射による治療とすることも可能と考えられています。
ケーゲル体操といい、1940年代後半にアメリカで考案された体操です。
座面のかたい椅子に座り、座った際のおしりの感覚を感じます。
次に手を股下にはさみ、座りなおします。
この時にお尻の穴を締めるようにします。
この時に手に動く感覚が感じられればそのあたりが骨盤底筋となります。
お尻の筋肉や肩に力が入らないようにするのがポイントとなります。
産後の骨盤や、歪みのある骨盤では骨盤底筋の作用が弱まるために
日常生活で、くしゃみをしたり、力を入れたりなど、腹圧が強くなる
動作に耐えられなくなり、尿漏れを起こしてしまいます。
当院では、まず骨盤の状態を確認させていただきます。
歪みがあれば、骨盤底筋の低下が考えられるの矯正をしていき
正しい元の状態に戻していくことで尿漏れの改善していきます。
尿漏れに対して、鍼灸も有効的です。
下腹部や腰仙椎部などの、局所への治療は西洋医学的・東洋医学的のどちらの立場からも治療をおこなう部位となります。
鍼灸では背中の穴(ツボ)と体性-内臓反射を刺激していき自律神経を整え、回復力・免疫力を高めていく効果が期待できます。
※慢性疾患の場合は保険適応外のため、実費診療となります。
院名 | 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院 |
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所在地 | 〒536-0002 大阪府大阪市城東区今福東1-7-5 |
電話番号 | 06-6167-8503 |
営業時間 | 【午前】9:00~13:00 【午後】16:00~20:00 |
休診日 | 土曜午後、日・祝日 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
16:00~20:00 | ● | ● | ● | ● | ● | × |
休診日:土曜午後、日・祝日 |