本日は、肩から背中にかけて辛さがあり特に肩甲骨まわりが気になる方にお勧めしたい治療手段を述べさしてもらいます。
その治療方法とは、ズバリ『姿勢矯正』です。
肩から背中にのびる筋肉には、肩甲骨に付着するものが多くあり姿勢が悪ければ負担がかかりやすくなります。
筋肉や筋膜にストレスが加わると、炎症反応がおきてやがて痛みとなってあらわれます。
これらを、回避するためには姿勢を良くすることが望ましく姿勢矯正が適した手段といえるでしょう。
○肩甲骨に付着する筋肉とその作用
大菱形筋
第1~4胸椎の棘突起と棘間靭帯から、おこり肩甲骨の内側縁の下2/3の領域に付着する。
作用として肩甲骨を挙上、内転、下方回旋させる。
小菱形筋
第6、7頚椎の棘突起と項靭帯から、おこり肩甲骨内側縁で大菱形筋の停止の頭方に付着する。
作用としては、肩甲骨を内転、下方回旋、挙上させる。
これらの筋肉は、肩甲骨の内側に付着しますので肩甲骨の内側から背骨にかけて痛みがあらわれる場合は、こちらの筋肉に負担がかかっていることが多いといえます。
棘上筋
肩甲骨の棘上窩、棘上筋膜からおこり上腕骨の大結節、肩関節包に付着する。
作用としては、肩関節を外転させる。
棘下筋
肩甲骨の棘下窩、棘下筋膜からおこり上腕骨の大結節の中央部、肩関節包に付着する。
作用としては、肩関節を外旋させる。
これらの筋肉は、肩甲骨の上部から中部、下部にかけて付着しますので肩甲骨に痛みを感じる場合は、こちらの筋肉に負担がかかっていることが多いといえます。
小円筋
肩甲骨の外側縁付近の後面、棘下筋膜からおこり上腕骨の大結節、肩関節包に付着し作用としては、肩関節を外旋させる。
大円筋
肩甲骨の下角の後面からおこり上腕骨の小結節稜に付着する。
作用としては、肩関節を伸展、内転、内旋させる。
これらの筋肉は、肩甲骨の外側から下部に付着し肩甲骨の外側から下にかけて痛みがあらわれる場合は、こちらの筋肉に負担がかかっていることが多いといえます。
以上のことから、肩甲骨まわりに付着する筋肉にストレスをかけないようにすることが大切になっていきます。
では、どのようにして肩甲骨に負担をかからないようにすればよいのでしょうか⁈
上記の図では、姿勢の悪さを示していて注目すべきことは巻き肩です。
巻き肩とは、肩甲骨が過度に外転している状態です。
腕は、肩甲骨とつながり肩甲上腕関節となるので前方に引き出されるため、巻き肩となります。
そうすると、肩甲骨に付着する筋肉と背中に大きな負担がかかり痛みとなってあらわれます。
これらを改善させるためには、肩甲骨の位置を修正することが必要ですので、姿勢矯正をおすすめします。
院名 | 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院 |
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営業時間 | 【午前】9:00~13:00 【午後】16:00~20:00 |
休診日 | 土曜午後、日・祝日 |
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