立ち上がりの膝の痛みに悩まされていませんか？

膝の痛みは様々な原因で起こります。さらに痛みだけでなく、膝がまっすぐ伸びない、ひっかかりを感じる、腫れているといった様々な症状が現れることもあります。

代表的な痛みの原因

原因① ：変形性膝関節症

　高齢の女性に多く見られる疾患で、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、関節を使いすぎてすり減ってしまうことが原因です。はじめは立ち上がるときや歩きはじめの際に痛みがあり、安静にすることで痛みが治まりますが、だんだんと安静時にも痛みが取れず、膝の変形が目立つようになり、歩行が困難になることがあります。

原因② ：半月板損傷

　半月板とは、膝の中にある軟骨様のもので、クッションや安定材のような役割を果たしています。スポーツなどの怪我で半月板が損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みや引っ掛かりを感じるようになります。ひどい場合には、膝に水がたまったり、急に膝が動かなくなってしまう「ロッキング」という状態になったりして歩けなくなるほど痛くなります。

原因③ スポーツによる慢性障害

ランニングやジャンプを長時間繰り返し行うなど、膝を使いすぎることで痛みが生じることがあります。大腿四頭筋腱付着部炎や膝蓋腱炎といったジャンパー膝や、鷲足炎といったスポーツに伴う障害が現れることがあります。要因としては、オーバートレーニングや骨の成長と筋肉の伸びとのアンバランス、不適切な靴の使用など様々です。

整骨院でひざの痛みはよくなるの？

整骨院では、膝の変形した関節をもとに戻したり、すり減った軟骨を再生させたりすることはできません。まずは整形外科での診察を受けていただき、保存療法となった場合には、整骨院での施術をおすすめします。国家資格である柔道整復師が、緊張した筋肉への血液の循環を促し、膝の痛みの緩和と可動域の向上のお手伝いをします。

施術内容としては、手技療法として、筋肉を刺激することやストレッチ、安定性を高めるための運動療法（トレーニング）を行うことがあります。また、電気療法による痛みのコントロールも可能です。さらに、膝そのものへのアプローチだけでなく、膝に負担がかからない動作の指導や、姿勢や歩き方の改善をすることで全体的なバランスを整え膝への負担を軽減させる方法もあります。

膝の痛みは諦めないで、一度当院にご相談ください。患者さま一人ひとりの状態に合わせた施術を行い、長引く症状に積極的に取り組んでまいります。