アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎
アキレス腱は解剖学的には踵骨腱とよばれ、足関節底屈の主動筋であるヒラメ筋と腓腹筋が踵骨後方に付着する部分であり足関節後方で皮膚を持ちあげるように張力を保っていることが容易に触知できる。
跳躍、走行、歩行などの際に足関節底屈に大きな役割を果たす他に、停止時やジャンプの着地時にも大きな張力が働き負担が掛りやすい部分である。
アキレス腱炎は腱自体の炎症で、部分断裂などでみられる。アキレス腱周囲炎はアキレス腱を包む疎性結合組織であるパラテノンの炎症である。またパラテノンの肥厚や炎症細胞の存在、腱実質との癒着などがみられるが、腱自体の変化は殆どないとされている。
アキレス腱炎はアキレス腱に関連する筋肉、腓腹筋やヒラメ筋の付着部である踵やその周囲に炎症を起こしている状態である。
原因
原因としては、いわゆる使い痛みの一種で、アキレス腱への負荷の増大と、頻度の過大が主とされる。
歩行、走行、跳躍をする競技、陸上競技の短距離、長距離、バレーボール、体操競技、剣道などのスポーツに多く見られる。
炎症、疼痛の強い場合、アキレス腱に強い腫脹がみられ、競技を中止することもある。
また、足関節の底背屈時にギシギシするような軋轢音がなる事もあります。
治療
治療に関しては、痛みが酷いものであれば、1~2週間は安静休養をおこない、アイシングをします。
腓腹筋やヒラメ筋の緊張を軽減のため、筋肉を緩めるための筋肉治療やストレッチなどをおこないます。
また、歩行や運動する際に踵の接地をよくするために矯正治療を行い、骨盤を正しい状態にすることでアキレス腱に負担が掛からないようにバランスを整えます。
※慢性疾患の場合は保険適応外のため、実費診療となります。
院名 | 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院 |
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所在地 | 〒536-0002 大阪府大阪市城東区今福東1-7-5 |
電話番号 | 06-6167-8503 |
営業時間 | 【午前】9:00~13:00 【午後】16:00~20:00 |
休診日 | 土曜午後、日・祝日 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
16:00~20:00 | ● | ● | ● | ● | ● | × |
休診日:土曜午後、日・祝日 |