むち打ちで頭痛が改善しない理由とは？

交通事故やスポーツなどはもちろん、日常生活のちょっとした動きによってむち打ちになってしまうケースはとても多い傾向にあります。

むち打ちによる症状というのは実にさまざまなのですが、今回はむち打ちでの頭痛についてお話ししていきたいと思います。

・むち打ちによる頭痛

むち打ちでは衝撃で首が前後にしなることによって、首やその周辺の筋肉、靭帯などがダメージを受けることになります。

むち打ちによる症状は本当に多岐にわたるのですが、その中でも頭痛というのは特に多い症状だと言えるでしょう。

もともと頭痛自体が身近な症状なので、むち打ちの症状として気づきにくい場合もあります。

頭痛の程度も人それぞれではあるのですが、むち打ちによる頭痛では後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような痛みを感じる方が多いようです。

・むち打ちで頭痛が改善しない理由のひとつは筋肉

むち打ちの治療で湿布をもらうというケースはとても多いのですが、もらった湿布を使っても症状が一向に良くならないということもあるでしょう。

実はむち打ちで頭痛が改善しない理由のひとつとして、筋肉が挙げられます。

頭には前頭筋、頭頂筋、側頭筋、後頭筋という4つの筋肉があり、その筋肉がさらに頭板状筋と頸板状筋という2つの板状筋に引っ張られることによって頭痛が起こるのですが、むち打ちで頭痛が改善しない場合、このタイプの頭痛である可能性も考えられます。

板状筋は湿布を貼るだけでアプローチできる筋肉ではないので、湿布で改善しないのも当然と言えば当然です。

・むち打ち後の症状で悩んでいるなら整体院や整骨院へ

むち打ち後の症状が消えているわけではないのに、整形外科などでは思うような対応をしてもらえないということもあるかと思います。

もし頭痛を含めてむち打ち後の症状で悩んでいるのであれば、整体院や整骨院などへ行くことをおすすめします。

整体院や整骨院であればプロフェッショナルだからこそ可能な手技というものもありますし、湿布などではアプローチできない部位にもピンポイントでアプローチすることができるでしょう。

「仕方ない……」と諦める前に、まずは整体院や整骨院で相談してみてください。