子供の肘が抜けた！？それ、「肘内障」の可能性が高いです！

 

こんにちは！

 

「産後の骨盤矯正専門」いまふく鶴見鍼灸整骨院です。

 

先日、今福東から、「子供の肘が抜けたみたい！」

 

とお母さんが慌てて来院されました

 

4歳の男の子だったのですが、

 

友達と公園で遊んでいて急に腕を引っ張られ、

 

そこから急に泣き出し腕を動かさなくなったとのことです。

 

発生機序からいうと「肘内障」の可能性が高いと判断しましたが、

 

念のため他の外傷がないかも確認しました。

 

骨折や打撲などの可能性はなかったので

 

「肘内障」と判断しました。

 

男の子はずっと泣いてる状態でしたので、

 

色々話しかけて気をそらしながら

 

整復動作を行いました。

 

整復後は泣き止み元気に腕を動かし始めました。

 

お母さんに説明し終了となりました

 

「肘内障」は子供に多く発生します。

 

特に２歳から４歳に多く発生します。

 

腕が内捻りの状態で手を強く引っ張ったり

 

鉄棒などにぶら下がる、寝返りを打つなどでも起こります

 

状態で言いますと、肘の靱帯から肘の外側の骨（橈骨頭）がはずれかかることによって起こりま

す。

 

レントゲン上は異常はありません

 

成長し腕の骨が固まり切れば起こらなくなります。

 

整復の後はいつもと同じように腕をつかってかまいません。

 

ただ、手を引っ張られることによって繰り返すこともあるので、注意してください。

 

 

今回来院されたお子さんも過去一度経験があったそうです

 

個人差はあっても、もし10歳を過ぎても繰り返すようなら、

 

骨や腱に何らかのトラブルがあることも考えられます。

 

その際は整形外科を受診して、原因をはっきりさせ、適切な治療を受けさせましょう。

その他ご相談は当院まで！