本日は、骨盤がゆがむとカラダにどのような影響を及ばしているのかを述べさしていただきます。
骨盤のゆがみは、全身の不調をまねくきっかけとなりますので注意が必要です‼
骨盤の歪みと筋連結
骨盤の歪みが怖いのは、歪みが骨盤だけにはとどまらずカラダ全身に影響を及ぼしてしまうことです。
それは、多くの筋肉が骨盤に付着しているためなのですが、もうひとつの要因として筋肉の力の伝わりかたです。
基本的には、筋肉が関節をまたいで骨に付着しており1つの筋から別の筋に力がつたわる仕組みは、1つの筋が関節を動かして角度が変わることで筋肉が緊張します。
しかし、関節と骨を介さない力の伝達もあり、それらを筋連結とよびます。
筋連結では、ある筋肉が過度に緊張して柔軟性を失い動きが悪くなった際に、その筋肉のある箇所に違和感や痛みを感じるのではなく、筋連結を通じてつながっている他の部位に違和感や痛みを感じてしまうことがあります。
例えば、骨盤に歪みが生じて坐骨周辺の筋肉が緊張して柔軟性が低下した場合であれば、大腿後面や内転筋群の柔軟性や伸張性にも伝わり何れ、大腿二頭筋の筋間中隔を介して拮抗筋である外側広筋とも筋連結しているために、だんだん外側広筋の働きも低下していきます。
そうすると、大腿四頭筋のエクササイズを行うと外側広筋と大腿直筋の筋膜境界部で肉離れをおこしたり、膝の伸展障害や膝まわりの痛み、違和感を感じるようになります。
そこで、膝が悪いと考え病院に行っても膝には問題がなく、じつは骨盤の筋の柔軟性低下に原因があったということになります。
さらに、この動きに抵抗する力が上方に伝わると仙骨(骨盤の一部)から起始する固有背筋や寛骨(骨盤の一部)の腸骨稜や恥骨につく腹筋群を通して上半身の動きに関与して、筋・筋膜緊張性の肩や首こりの要因のひとつになります。
骨盤の歪みと神経
また、神経も全身の不調をまねく要因のひとつといわれています。
骨盤は背骨に直結していて、背骨には中枢神経が通っています。
骨盤が歪むことにより背骨も影響をうけて歪み神経の通り道が圧迫されて、神経のはたらきが阻害されたり、カラダのバランスを保っている自律神経のはたらきが乱れたりします。
骨盤には坐骨神経という大きな神経が通っていて、骨盤が歪んでいると坐骨神経が圧迫されてお尻から足先にかけて痛みを発生させることも少なくありません。
さらに、骨盤が歪んでいると体液の循環も阻害されて血流が悪くなり、栄養と酸素がうまく運搬されなくなり筋肉や内臓などカラダの組織の機能が低下します。
そうすると、老廃物の排出がうまくいかず、新陳代謝がわるくなり、冷え性やムクミの原因にもなります。
以上のことから、人間の土台となる骨盤に歪みが生じてしまうと全身にさまざまな影響があらわれるといえるでしょう。
院名 | 城東いまふく鶴見鍼灸整骨院 |
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