交通事故後にやってはいけないこと
痛みが無いため軽症だと判断して医療機関を受診しない
交通事故にあってしまった際に、からだに痛みをさほど感じなかったり車両や所有物に目立った破損がみられなかったりするケースが稀にあります。
事故に遭われた直後には、アドレナリンが体内に分泌されることがすくないので痛みを感じにくくなり正確な体の状態が解りづらく安易な判断をすることがあります。
たとえその場では、辛さを感じずとも受傷後10日以内に具合が悪くなることもありますので、少しの違和感や頭痛や吐き気などある場所は必ず病院へ行きましょう。
自力で行けない方は救急車を利用してください。
相手側の連絡先を聞かない
事故直後に相手側へ確認すべきことは、氏名と住所です。
相手側の連絡先や情報を聞いておかなければ何か起きたあとに困ることになりかねませんので把握しておきましょう。
可能であれば免許証などの写しをもらいましょう。
その他に、車両のナンバーや所有者を確認するために車検証をみせてもらいましょう。
相手側が加入している保険会社を聞いておきましょう。
また任意保険に加入していなければ自賠責保険会社を聞いておきましょう。
これらは、生じた損害を適切に賠償してもらうために必要な情報となりますので忘れずに確認しましょう。
負傷者がいなかったため、その場を示談で済ませる
交通事故には二通りのパターンがあります。
一つ目はガードレールや建物の破損だけで怪我人が居ない場合、二つ目は怪我させてしまった、怪我を負ったことと自動車の破損です。
事故を起こした当事者同士だけでやり取りせず、警察に通報をして現場を検証してもらい、後日に交通事故証明書を発行してもらいましょう。
通院する時間がつくれない
治療間隔を空けずに完治できるように通院してください。
怪我を負っている以上、我慢をする必要はありません。
複数箇所を負傷されると治癒するまで時間がかかることがあります。
治療を受けられる時間は、限られているので後遺症を残すことのないように、時間をみつけて医療機関を受診してください。